加齢による様々な影響を見ていきましょう。
記憶力
記憶の種類によって加齢による影響を受けやすいものがあります。
加齢で低下する記憶
エピソード記憶:過去のエピソード(出来事)の記憶
作動記憶・作業記憶(ワーキングメモリ):頭の中で暗算をするなど、一時的な情報処理のために短期的に留めておく記憶
加齢で低下しにくい記憶
意味記憶:言葉の意味などの「知識」や「固有名詞」
手続き記憶:車の運転の仕方とかパソコンの使い方とか、体で覚える記憶
知能
加齢で衰えにくい知能
結晶性知能:専門的な知識や料理などの日常の習慣、長年にわたる趣味に関する知識など
加齢で衰えやすい知能
流動性知能:新しい場面への適応に必要な能力のこと、独創的なアイデアとか問題解決能力にもつながる
結晶性知能は過去の経験の積み重ねが土台となっているため加齢によって衰えにくい知能であり、認知症の方でも結晶性知能は保っているという例がよくあります。一方で、流動性知能は加齢による低下が顕著に見られるという特徴があります。

感覚機能
視覚:明暗順応の低下
老化により明暗に順応する時間が長くなります。
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明るいところから暗い所へいくと目が慣れるのに時間がかかるね。これが暗順応。
聴覚:感音性難聴(高周波音が聞こえにくくなる)
感音性難聴は、内耳から聴神経を経て大脳に至る経路(聴神経など)に原因がある難聴です。一方、伝音性難聴は、外耳・中耳など音の「伝わり道」に問題がある場合を指します。
高齢者に多い老人性難聴(加齢性難聴)は感音性難聴の一種で、年齢を重ねることで内耳の有毛細胞が壊れたり減少したりし、高音域から聞き取りにくくなります。
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高齢者はモスキート音が聞こえないとかいうね。
味覚:味を感じにくくなる
加齢によって味蕾(みらい)が減少しそれによって味を感じにくくなります。
高齢になると濃い味を好むようになるのはこれが原因です。
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味蕾というのは味を感じる器官のことだね。高齢者は若年者に比べて体内水分貯蔵量が少なく、口渇も感じにくいから脱水のリスクが高いね。
嚥下機能
高齢になると嚥下機能(飲み込む力)が低下します。
嚥下機能が低下する原因としては、「喉頭挙上の不足」が挙げられます。
喉頭挙上とは、嚥下をする時に喉仏が一旦挙上する動きのことで、挙上してから下がることで食物を咽頭に送り込みます。これが不足すると食べ物が咽頭にスムーズに送られなくなって嚥下機能が低下します。
高齢になると以下の能力や機能が低下し、誤嚥しやすくなります。
嚥下反射の低下
嚥下反射とは、食べ物を、のどから食道まで一気に運ぶ運動を起こす反射のことです。
咽頭反射の低下
咽頭反射とは、気管に異物が入らないよう喉の奥に指を詰め込むとオエっとなることです。
咳嗽反射の低下
咳嗽反射とは、異物が気管に入った時にむせ込むことです。
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「がいそうはんしゃ」と読むんだよ。
ということで誤嚥しやすくなり、誤嚥性肺炎などを引き起こします。
高齢者が喉に食べ物を詰めやすくなるのは、これだけの理由があるのです。
内臓機能
腎機能
腎臓は加齢の影響を受けやすい臓器です。加齢によって濾過機能や原尿の生成機能が低下し、結果として尿の濃縮力が低下します。
老年症候群
老年症候群とは、加齢に伴い高齢者に多くみられる、医師の診察や介護・看護を必要とする症状・徴候の総称のことで、以下の生理的老化と病的老化を含む複数の症状を併せ持ちます。
生理的老化
生理的老化とは、加齢によって生じる身体的・生理的機能の低下のことです。生理的老化は遺伝的にプログラムされて必然的に生じる老化です。これは生命全体に普遍的に生じるもので、この変化は巻き戻すことができません。例えば内臓機能の低下や体水分量の減少、感覚機能の低下などです。
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高齢になると体水分量が減少し、口渇感も感じにくくなるため脱水状態に陥りやすくなるよ。脱水状態になると血液量も減少するため頻脈になり、血圧が低下してしまうよ。
病的老化
病的老化は疾患やけがなどによりおきる症状です。老年症候群の中でも生理的老化は治療ができませんが、病的老化は治療の対象になりえます。
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生理的老化は一般的な老化のことだね。これに対して病的老化は病的な状態を引き起こす老化だよ。
虚弱
サルコペニア
サルコペニアは、加齢により全身性の筋肉量が減少し、筋力が低下した状態です。
サルコペニアの語源は、ギリシャ語の「サルコ(筋肉)」と「ペニア(減少)」です。
「指輪っかテスト(下腿周囲径の簡易評価)」は、両手の親指と人差し指で輪を作り、ふくらはぎの一番太い部分を囲むテストです。輪より隙間ができる場合はサルコペニアのリスクが高いとされます。器具不要で簡単にできる評価法です。
フレイル
フレイルとは、加齢により心身が老い衰え、要介護に陥りやすい状態です。
フレイルは英語のフレイルティ(Frailty)が語源で、「虚弱」「老衰」「脆弱」という意味です。
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サルコペニアからフレイルになって、さらに進行すると要介護状態になるね。要介護になった原因1位は「認知症」、要支援になった原因1位は「関節疾患」、つまりサルコペニアのような筋力低下とか関節疾患で運動ができなくなって要介護状態に進行するわけ。
フレイルは、適切な支援や運動・栄養改善によって、再び元の健康な状態に戻れる可能性(可逆性)があります。
身体的フレイル
身体的フレイルの評価基準(Friedの基準)として、①体重減少、②疲労感、③活動量低下、④歩行速度低下、⑤握力低下の5項目があります。
社会的フレイル
社会的フレイルとは、社会的孤立や役割の喪失などにより社会とのつながりが低下した状態を指します。そのため、地域活動やボランティア、通いの場など社会参加しやすい環境整備は予防に直結します。
認知的フレイル
認知的フレイル(コグニティブフレイル)は、身体的な衰えと物忘れなどの認知機能の低下が同時に起きている状態を指します。
オーラルフレイル
オーラルフレイルとは口腔機能の軽微な低下のことで、噛む・飲み込む・話すといった「口の機能」が衰える状態を指し、心理的・認知的フレイルとは別の概念です。近年では、口腔機能の低下が全身のフレイルに波及する点も重要視されています。
ロコモティブシンドローム
ロコモティブシンドローム(運動器症候群)とは、運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態のことを表し、2007年に日本整形外科学会によって提唱された概念です。
ロコモーション(locomotion)は英語で「移動」の意味、つまり移動するための能力が不足したり、衰えたりした状態を指します。
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通称は「ロコモ」だね。
| ロコモ度 | 内容 |
|---|---|
| ロコモ度1 | 移動機能の低下が始まった状態 |
| ロコモ度2 | 移動機能の低下が進行した状態 |
| ロコモ度3 | 移動機能の低下が進行し社会参加に支障をきたしている状態(身体的フレイル) |
サルコペニアもフレイルも加齢による影響ですが、ロコモティブシンドロームは加齢だけでなく、骨粗鬆症、変形性脊椎症、変形性膝関節症などの運動器疾患など原因は様々です。加齢によるロコモティブシンドロームはフレイルやサルコペニアとも重なり、明確には区別できません。
過去問
第23回 問題26
次の記述について、より適切なものはどれか。3つ選べ。
1 老年症候群では、高齢期において生活機能の低下がみられる。
2 高齢者では、身体的な衰えや機能障害、慢性疾患の罹患、家族との死別などにより抑うつが高頻度にみられる。
3 高齢者では、エネルギーの消費が多くなるため、食欲が増す。
4 高齢者では、若年者に比べて体内水分貯蔵量が少なく、口渇も感じにくいため、脱水のリスクが高い。
5 内耳から大脳に異常があるために生じる難聴を、伝音性難聴という。
この問題は高齢者の身体的・精神的特徴に関する出題です。試験では、老年症候群、高齢者の抑うつ、栄養・水分管理、感覚器(難聴)といった多岐にわたる知識が求められます。高齢者特有の生理的変化や、若年者との違いを正確に理解しているかが得点の鍵となります。
1 老年症候群では、高齢期において生活機能の低下がみられる。
これは正解。老年症候群とは、加齢に伴い生じる心身の症状や徴候の総称で、転倒・失禁・認知機能低下・低栄養など多岐にわたります。これらが重なり合って日常生活機能(ADL)の低下を招くことが特徴です。介護支援専門員の知識として重要な概念であり、実務にも影響するため十分理解しておく必要があります。
2 高齢者では、身体的な衰えや機能障害、慢性疾患の罹患、家族との死別などにより抑うつが高頻度にみられる。
これは正解。高齢期における抑うつ症状は、病気や身体機能の低下といった「喪失体験」が引き金になることが多いのが特徴です。若年層に比べ、環境の変化や健康への不安が精神面に強く影響します。また、認知症との判別が難しい「仮性認知症」の状態を呈することもあるため、試験でも頻出の重要ポイントです。
3 高齢者では、エネルギーの消費が多くなるため、食欲が増す。
これは誤り。高齢者では身体機能の低下に伴い基礎代謝の低下がみられ、エネルギー消費量は減少します。また、味覚の減退や消化機能の低下、咀嚼・嚥下力の衰えにより、むしろ食欲は低下しやすく「低栄養」や「体重減少」などに注意が必要です。
4 高齢者では、若年者に比べて体内水分貯蔵量が少なく、口渇も感じにくいため、脱水のリスクが高い。
これは正解。高齢者は筋肉量の減少により体内水分量が若年者より少なく(体重の約50〜55%程度)、さらに、脳の渇中枢の感受性が低下し、喉の渇きを自覚しにくいため脱水のリスクが高く、熱中症にもつながります。水分補給の促しは重要な支援です。
5 内耳から大脳に異常があるために生じる難聴を、伝音性難聴という。
これは誤り。内耳から聴神経を経て大脳に至る経路(聴神経など)に原因がある難聴は「感音性難聴」です。一方、伝音性難聴は、外耳・中耳など音の「伝わり道」に問題がある場合を指します。高齢者に多い加齢性難聴(老人性難聴)は、年齢を重ねることで内耳の「有毛細胞」が壊れたり減少したりし、音を感じ取る力が徐々に低下する現象のことで、感音性難聴の一種とされています。名称と部位をセットで覚えましょう。
第26回 問題26
次の記述のうち適切なものはどれか。3つ選べ。
1 「指輪っかテスト」は、サルコペニア(筋肉減弱症)の簡便な評価法である。
2 フレイルとは、健康な状態と介護を要する状態の中間的な状態である。
3 ロコモティブシンドロームとは、認知機能の低下によって起こるフレイルである。
4 要支援と認定された者では、介護が必要となった原因の第1位は認知症である。
5 配偶者との死別による心理的苦痛を和らげるには、ソーシャルサポートが有効である。
この問題は高齢者の身体・精神的健康に関わる重要概念からの出題です。サルコペニア、フレイル、ロコモティブシンドロームは頻出の重要概念であり、それぞれの違いを正確に理解しておく必要があります。また、介護が必要となった原因やその他の統計知識、悲嘆(グリーフ)への支援に関する知識も問われています。
1 「指輪っかテスト」は、サルコペニア(筋肉減弱症)の簡便な評価法である。
これは正解。「指輪っかテスト(下腿周囲径の簡易評価)」とは、両手の親指と人差し指で輪を作り、ふくらはぎの一番太い部分を囲むテストです。輪より隙間ができる場合はサルコペニアのリスクが高いとされます。器具不要で簡単にできる評価法として覚えておきましょう。
2 フレイルとは、健康な状態と介護を要する状態の中間的な状態である。
これは正解。フレイルとは、「虚弱」を意味する概念で、健康と要介護の「中間の時期」を指します。最大の特徴は、適切な支援や運動・栄養改善によって、再び元の健康な状態に戻れる可能性(可逆性)があることです。この「早めに気づけば戻れる」という点が、予防支援において非常に重要視されています。
3 ロコモティブシンドロームとは、認知機能の低下によって起こるフレイルである。
これは誤り。ロコモティブシンドローム(運動器症候群)とは、骨・関節・筋肉などの運動器の障害により移動機能が低下した状態のことで、認知機能の低下とは直接的な関係はありません。一方、認知機能の低下が関係するのはコグニティブフレイル(認知的フレイル)であり、身体的な衰えと物忘れなどの認知機能の低下が同時に起きている状態を指します。混同しないよう注意しましょう。
4 要支援と認定された者では、介護が必要となった原因の第1位は認知症である。
これは誤り。要支援と認定された者では、原因の第1位は「関節疾患」(膝や股関節など)であり、認知症ではありません。一方、要介護者全体では認知症が第1位であり、要支援との違いとして問われやすいポイントのため、混同しないように気をつける必要があります。
5 配偶者との死別による心理的苦痛を和らげるには、ソーシャルサポートが有効である。
これは正解。ソーシャルサポート(社会的支援)とは、家族や友人、専門職などからの社会的・心理的支援のことを指し、配偶者との死別などによる心理的苦痛を和らげるために効果があります。社会的孤立を防ぎ、うつ状態の予防や生活意欲の回復などに有効な支援です。
第27回 問題37
次の記述のうち適切なものはどれか。3つ選べ。
1 後期高齢者に対する健康診査では、フレイル状態のチェックも重要である。
2 握力の低下は、サルコペニア(筋肉減弱症)の目安となる。
3 慢性閉塞性肺疾患(COPD)を有する高齢者では、禁煙が重要である。
4 喫煙は、心筋梗塞の危険因子ではない。
5 多量の飲酒習慣は、脳卒中のリスクとは無関係である。
1 後期高齢者に対する健康診査では、フレイル状態のチェックも重要である。
これは正解。フレイルとは加齢により心身の活力が低下し、要介護状態に陥りやすくなった状態です。後期高齢者(75歳以上)の健康診査では、体重減少・疲労感・活動量低下・筋力低下・歩行速度低下の5項目でフレイルを評価します。早期発見・早期介入により要介護化を予防することが重要です。
※補足:現在では75歳以上を対象とした「後期高齢者質問票」を用いたフレイル健診(健康診査)が導入されており、健診でのチェックが非常に重要な役割を担っています。
2 握力の低下は、サルコペニア(筋肉減弱症)の目安となる。
これは正解。サルコペニアとは加齢による筋肉量・筋力・身体機能の低下を指します。診断基準として握力(男性28kg未満・女性18kg未満)の低下と筋肉量の減少が用いられます。
3 慢性閉塞性肺疾患(COPD)を有する高齢者では、禁煙が重要である。
これは正解。慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、主に長期の喫煙により気道や肺胞が破壊される疾患で、禁煙は、COPD進行抑制に最も重要な対策です。すでにCOPDを発症していても禁煙により肺機能低下の速度を遅らせることも可能なため、適切な知識をもち支援にあたることが大切です。
4 喫煙は、心筋梗塞の危険因子ではない。
これは誤り。喫煙は、血管を傷つけ動脈硬化を促進するため、心筋梗塞や脳卒中の重要な危険因子です。タバコに含まれるニコチンや一酸化炭素は、血管を収縮させ、心臓への負担を増大させます。生活習慣の改善提案において欠かせない知識です。
5 多量の飲酒習慣は、脳卒中のリスクとは無関係である。
これは誤り。多量飲酒は高血圧を引き起こし、脳出血・脳梗塞などの脳卒中リスクを上昇させます。また不整脈(心房細動)の誘発にもつながり、血栓による脳梗塞のリスクも高まります。
第28回 問題26
次の記述のうち、より適切なものはどれか。3つ選べ。
1 サルコペニアとは、加齢に伴う筋力の低下や筋肉量が減少した状態をいう。
2 体重減少は、身体的フレイルの目安になる。
3 社会参加しやすい環境づくりは、社会的フレイルの予防になる。
4 オーラルフレイルとは、心理的認知的フレイルのことである。
5 フレイルになると、健康な状態に回復することはない。
この問題は「サルコペニア」と「フレイル」の正確な理解を問う出題です。フレイルには身体的・社会的・オーラル・心理的など多様な側面があり、それぞれの定義と特徴を正しく区別できるかが重要ポイントです。
1 サルコペニアとは、加齢に伴う筋力の低下や筋肉量が減少した状態をいう。
これは正解。サルコペニアはギリシャ語で「筋肉の喪失」を意味し、加齢に伴う筋肉量の減少と筋力低下、身体機能低下を特徴とする状態です。転倒・骨折・フレイルの原因にもなり、「指輪っかテスト」などでも評価されています。フレイルと並んで試験に最頻出概念です。
2 体重減少は、身体的フレイルの目安になる。
これは正解。身体的フレイルの評価基準(Friedの基準)として、①体重減少、②疲労感、③活動量低下、④歩行速度低下、⑤握力低下の5項目があります。意図しない「体重減少」は、低栄養や筋肉量の低下を示唆する重要なサインであり、フレイルの進行を判断する目安となります。また、3項目以上該当するとフレイル、1〜2項目でプレフレイルと判定されます。
3 社会参加しやすい環境づくりは、社会的フレイルの予防になる。
これは正解。社会的フレイルとは、社会的孤立や役割の喪失などにより社会とのつながりが低下した状態を指します。そのため、地域活動やボランティア、通いの場など社会参加しやすい環境整備は予防に直結します。介護支援専門員として地域資源の活用を意識することが重要です。
4 オーラルフレイルとは、心理的認知的フレイルのことである。
これは誤り。オーラルフレイルとは口腔機能の軽微な低下のことで、噛む・飲み込む・話すといった「口の機能」が衰える状態を指し、心理的・認知的フレイルとは全く別の概念です。近年では、口腔機能の低下が全身のフレイルに波及する点も重要視されており、出題頻度も高くなっているため「オーラル=口腔」と覚えておきましょう。
5 フレイルになると、健康な状態に回復することはない。
これは誤り。フレイルの重要な概念として「可逆性(元に戻る可能性)」であることであり、適切な栄養管理・運動・社会参加などの介入により、健康な状態に戻ることができる状態をいいます。これがフレイルと要介護状態の大きな違いです。「回復できない」は誤りで、予防・改善可能であることを必ず覚えておきましょう。
次の記事
次は、高齢者特有の疾患について見ていきましょう。



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